空のいろ

本、映画、TVドラマの感想や、日々思ったことなどを書いてます

映画「エバーアフター」は、ドリュー・バリモアがシンデレラ。


2017.04.21.
深冬です。
2015年に公開されたディズニーの「シンデレラ」、今日TV地上波で初放映でした。

ディズニーアニメの「シンデレラ」は、子供の頃に見たはずなのですが、あまり記憶にないんです。
「白雪姫」の毒りんごを作る継母王妃が怖かった思い出が強すぎて、子供の頃見たディズニーアニメは、そのシーンしか思い出せない・・・。

もちろんディズニーの「シンデレラ」も素敵でしたが、私の好きなシンデレラ映画は「エバー・アフター

1998年公開。
ドリュー・バリモアが主演です。
美人で気立てのいいシンデレラのイメージを、気持ちよく壊してくれます。

エバー・アフター」では、シンデレラの名前はダニエル。
母親が早くに亡くなり、父親が再婚し、二人の義理の姉が出来る。けれど父親はすぐに亡くなり、残された継母と二人の姉に使用人扱いされるようになる。
という定番のスタート。これがないと、シンデレラ感がないですよね。

違うのは、この父親が、ダニエルに「ユートピア」という本をプレゼントしているところ。
生母は伯爵家の人で、ガラスの靴は、・・ただのガラスの靴ではありませんでしたが、とにかく靴は、母の遺品であること。
そしてダニエルはとってもタフで力持ち。度胸があって、時に無鉄砲。それでいて「ユートピア」読んだりするんだから、頭もいい。
この「ユートピア」トマス・モアの書いた実在する本の事だと思います。
ユートピア」とトマス・モアについては、話がズレてしまうので今回はパスです。

さて、王子のほうはというと、政略結婚を迫られています。
王子の相談相手は、なんとレオナルド・ダ・ビンチ! 確かにフランスで生涯を終えてはいますが、思い切りのいい脚色です。

ダニエルと王子の出会いは、父から贈られた「ユートピア」の中にある言葉で、ダニエルが、使用人をアメリカ行きの船から助け出そうとした時。
継母がお金のために使用人を売ったのです。ここでアメリカがでるかって感じです。妙なリアリティありです。

この出会いの時、ダニエルは、自分の本当の名前が言えず、生母の名前を名乗ってしまいます。
ふたりは恋におちていくのですが。
王子には政略結婚を迫られているし、ダニエルは身分詐称をしています。
けれど、ダ・ヴィンチに励まされて本当のことを話そうと舞踏会に出席するのですが、継母の方が先にダニエルは使用人だと暴露します。

嘘をついていたダニエルに、王子は失望。もうダ・ヴィンチの言葉も耳に入らず、政略結婚することを決めます。
けれど、当の結婚相手スペイン王女には、他に恋人がいて、結婚式で大泣き。教会は、全体的に微妙な空気。そんな王女を見ているうちに、王子の気持ちは吹っ切れてしまいます。
ダニエルのところへと賭けつけますが、なんとダニエルは、嫌な金持ちに売られていた!
すぐにダニエル救出に向かう王子なのですが、ダニエルはタフですから、自分で脱出してきます。凄い。


とにかく、いろいろと面白いことが起ります。
オリジナル・キャラの優しい男の子の幼馴染みとのやりとりとか。
二人の義理の姉も、他のシンデレラ映画とはかなり違います。
ダニエルと、継母や義姉とのバトルもあったりします。
常識人の王妃と、継母・義姉コンビのお茶会は必見です。
そして、ダニエルが、王子をどんどんたくましく変えて行く。


シンデレラ映画では、一番のお勧めです。


突然、好きな映画は? と聞かれたら、私は「エバー・アフター」と「ターミネーター」だと答えます。
それくらい私はこの映画、好きです。