空のいろ

本、映画、TVドラマの感想を書いてます。悪性リンパ腫になってしまいました

「徒然草」を、角川のビギナーズ・クラシックスで読んだ事にする

2017.5.
深冬です。
古文・・・確かに習った気がするし、読むとなんとなく分かるような気がするような、しないような。
こんな言い訳をする私は、分かっていないという事です。

でも、大丈夫。
捨てる神あれば、拾う神あり。
角川ソフィア文庫のビギナーズ・クラシックスは、そんな私の味方です。


「日本人なら知っておきたい日本文学」(蛇蔵&海野凪子著)を読んでから、吉田兼好の「徒然草」っておもしろそうと、興味がわきました。

実は前にも、「大鏡」をビギナーズ・クラシックスで読んでいて、現代文訳で読めると分かってたので、親切でも難しい解説がある本は遠慮して、ビギナーズ・クラシックスに頼りました。

段ごとに、翻訳現代文、古文、解説、時々コラムの順で、書かれています。
私のように諦めが早く、古文だけすっとばして、読んだ人もいると思いたい。

翻訳現代文は、一段を短く区切ってくれています。100~700文字くらい。

第百七段は、男性が女性に対して思う不満は、今も昔もあんまり変わらないなぁと思わせられました。

西行のことを遠まわしに批判していると思われる段もあります。

第百四十一段は、京都人気質と、東人気質が書かれてます。今に通ずるところはあるか否か?!


今でも同じようなことやってるなぁと思うところもありますが、650年前よりはマナーは良くなってると安心できるところもあります。
大丈夫。ちゃんと進歩してる。
なにより、当時の知識人の書いたものを、現代語訳を通じてとはいえ、あれこれと好きに言えるのだから。


一度読み通したら、随筆は一段ずつが短いから、再読は、開いたところから読み始められます。
なんて言うと、真面目に勉強している人に失礼かもしれませんが、読まないより、読んだ方がいい、よね?


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徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

大鏡 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典<ビギナーズ・クラシックス 日本の古典> (角川ソフィア文庫)

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